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AI活用に向けて 〜 Claude Code勉強会 実施レポート ~

こんにちは!エンジニアリングオフィスの横道(@m_yokomichi)です。

セーフィーでは、AI活用を開発生産性向上の重要な戦略と位置づけ、組織全体で活用を推進しています。その第一歩として、Claude Code座学勉強会を開催しました。基本的な使い方から今後の展開まで、取り組みのご紹介させていただきます。

はじめに:勉強会開催の背景

利用方法がわからないという課題

セーフィーでは、Claude Maxプランを配布しており、Claude Codeの利用が可能になっています。誰でも使える状態ですが、「使ってみたいけど、どう使えばいいかわからない」という声が多く聞かれました。

GitHub Copilotは利用が進んでいる一方で、Claude Codeについて調査してみると、以下の理由で利用が進んでいない状態ということが分かりました。

  • 他のAIツールとの違いがわかりにくい
  • どんな場面で使うべきかわからない
  • 基本的な設定方法が不明

こうした課題を解決し、利用のハードルを下げるため、座学形式の勉強会を企画しました。Claude Codeの特徴やメリットを理解してもらい、まずは「使い始める」きっかけを作ることが目的です。

なお、この勉強会の企画は、生成AI利用促進プロジェクトの一環で実施しており、そのプロジェクトの全体像については別記事で紹介させていただきます。

勉強会の概要

  • 形式: オンライン座学形式(30分)
  • 対象: 開発者全員
  • 目的: Claude Codeの基本理解と導入支援

「まだ使えていない人」が安心して第一歩を踏み出せるよう、基礎から丁寧に解説する内容としました。


勉強会の内容:3つのポイントと一部機能紹介

勉強会では、以下の3つのポイントを中心に解説しました。

ポイント1: AI開発ツールの使い分け

開発現場には様々なAIツールが登場していますが、それぞれに得意・不得意があります。勉強会では、4つの開発手法(コード支援型、Vibe Coding、Agentic Coding、スペック駆動)を整理し、それぞれの特徴と使い分けを解説しました。

Claude Codeは「Agentic Coding」型のツールで、コードベース全体を理解して複数ファイルを横断した作業が得意です。「細かいコード補完」ではなく、「複雑なタスクを自律的に処理する」のが特徴で、テスト実行とエラー修正を自動で繰り返すこともできます。

ポイント2: 5分で始める導入方法

「すぐに始められる」ことを重視し、導入手順を簡潔に紹介しました。

3ステップで始める

  1. Claude Maxプランの利用申請
    • 社内ガイドラインに従って申請
  2. インストール
    • Homebrew: brew install anthropics/claude/claude
    • curl: 公式サイトからスクリプト実行
    • NPM: npm install -g @anthropic-ai/claude-code
  3. 初期設定
    • claudeコマンドでログイン
    • API認証を完了
    • /init コマンドで CLAUDE.md を作成

このステップを進めるだけで、プロジェクトの構造を分析してCLAUDE.mdファイルを自動生成してくれます。このファイルがあることで、Claude Codeの応答精度が大きく向上します。

始める手間が少ないことで利用ハードルが低いことを伝えています。

ポイント3: 基本的な使い方とTips

実際にどんなタスクができるのか、具体例を示しました。

できること

  • プロジェクト概要の把握(「このプロジェクトは何?」)
  • ディレクトリ構造の理解(「構造を説明して」)
  • コード変更(「○○機能を追加して」)
  • Git操作(「コミットメッセージを考えて」)

より良い回答を得るためのTips

  • 具体的に指示する: 「バグを修正して」→「ログイン時に空白画面になるバグを修正して」
  • 段階的に指示する: 複雑なタスクは分割する
  • Planモードを活用: 探索・計画してから実装

注意点

  • AIに全てを任せず、最終判断は人間が行う
  • コマンド実行は都度確認する
  • 機密情報の取り扱いに注意

Claude Codeの基本的な使い方を説明することで、何ができるか知ってもらい、利用イメージを膨らませていただけるようにしました。

一部機能紹介: Claude Code Skills

勉強会では、Claude Codeをより活用できるSkillsについても紹介しました。

基本情報だけではなく、活用事例を紹介することによって色々できることを知ってもらい、より興味を持ってもらうことが狙いです。


参加者の反応:アンケート結果

勉強会後のアンケートから、参加者の反応を紹介します。

満足度: 平均4.2点 / 5点

高い満足度をいただき、「まだ使えていない人」に寄り添った内容が評価されました。

今後知りたいテーマ

知りたいという声が多かったものをいくつか紹介します。

  1. Claude Code 使い方の深掘り
  2. Claude Codeの機能
  3. GitHub Copilotの機能
  4. プロンプトの書き方
  5. チームでの利用方法
  6. 開発本部での活用事例

参加者の声

「Claude Code Skills は興味深かったです」

「すごくわかりやすかったです!とりあえずClaude 利用申請を今から開始しようと思います」

「開発における生成AIの使い分けがわかりやすかったです!複数組み合わせることもテクニックとして紹介されていたので今後活用してみようと思いました」

「勉強会がこれから導入する人向けの話になっていたので、全然使えてなかった私からしたらとても分かりやすくて助かりました」

特に印象的だったのは、「これなら自分にもできそう」という前向きな反応でした。

一方で「座学だけでは物足りない」といった声もあったので、ハンズオン形式で体験しながら理解するコンテンツも企画しようと思います。


今後の展開:ハンズオンと活用促進

次のステップ:実践の場を増やす

今回の座学勉強会で「基本的な理解」は深まりましたが、「実際に使ってみないとわからない」という課題も浮き彫りになりました。

そこで、今後は以下のような活動を計画しています:

1. ライトニングトーク会

  • Claude Code を活用できている人による実例紹介
  • 具体的なユースケースの共有

2. ハンズオン形式の勉強会

  • 実際にClaude Codeを操作しながら学ぶ
  • 困ったときのトラブルシューティング

4. ナレッジデータベースの構築

  • 活用事例の蓄積
  • Tips・プロンプト集の整備
  • よくある質問(FAQ)の作成

継続的な情報共有

勉強会だけではなく、Slackでの情報発信なども発信し、継続的な学びと実践の場を提供していきます。


まとめ:組織全体で取り組む生成AI活用

今回の勉強会は、セーフィーが進める生成AI活用推進の第一歩でした。

生成AIは「使える人だけが使う」のではなく、「組織全体で戦略的に活用する」ことが重要です。

座学形式で基本を学び、アンケートで今後のニーズを把握し、ハンズオン形式へと発展させる。こうした段階的なアプローチで、全員が生成AIを活用できる環境を整えていきます。

「わからない」から「使える」へ。 そして「使える」から「使いこなす」へ。その最初の一歩を、一緒に踏み出せたことを嬉しく思います。

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